アクセス解析を学ぶ方へ。 読んでおくべき書籍を紹介

web担当者にとってのアクセス解析の意義とは

web担当者であれば、目標に辿り着くまでの経緯と、それに対する仕掛けをきちんと認識し、実践できなければなりません。したがって、webサイトのデータを解析し、根拠に基づいた検証を繰り返すことは成果をあげるためには必要不可欠であるといえるでしょう。
仮説を立てるための分析を正確に行えていなければ、webサイトを成長させることはできないでしょう。
ところが、アクセス解析に関して適切な指標を使わずに何となく解析をしている人もいるのが実状です。何となくアクセス解析のデータを眺めてしまっているだけになっているという人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、アクセス解析を学ぶ上で読んでおくべき書籍について紹介していきたいと思います。

アクセス解析を行う方が読んでおくべき書籍

Googleアナリティクス　実践webサイト分析入門

こちらの書籍は、アクセス解析を行う上で欠かせないGoogleアナリティクスについて主に解説しているものとなります。いいところとしては、初めての方にとっても分かりやすいように各項目にあわせた内容がしっかりと記載されています。初心者の方には是非読んで欲しい一冊です。

現場のプロがやさしく書いたWEBサイトの分析・改善の教科書

どちらかというと、コンバージョンを増やすための実践的な分析手法と、結果を出すための教本です。書籍の特徴としては“ビジネスロードマップ”と呼ばれる手法を使い、コンバージョンへ導くための施策を紹介する内容となっています。

ウェブ分析レポーティング講座

印象としては、がっつりアクセス解析がメインというよりもむしろ、レポート作成の基礎を学ぶ上での知識を得るための書籍といった印象です。いい点として、web解析に限らず資料で“人に何かを伝える”のにオススメの書籍かもしれません。
数字を200％使いこなすWebアクセス解析&レポート作成術

主にSNSアクセスツールの使用方法に関して詳しく書かれているため、ソーシャルメディアが普及した今の時代に合った書籍なのではないでしょうか。いいところとしては、知識を利用するにあたってしっかりとした解説が記載されている点です。
また、基本的なことが分かった人にとっても読み応えがあるように、アクセス解析の説明であったり、SNSでの効果測定などの知識も習得できます。

Google Analyticsによるアクセス解析入門~Universal Analyticsを使ったWebマーケティング実践テクニック100

先ほどのGoogleアナリティクスの書籍より詳しい印象です。Googleアナリティクスを実際に用いたアクセス解析を詳しく説明した内容となっています。手を動かしながら勉強できるので、こちらに関しては仕事で使い始めた人におすすめの一冊かもしれません。
 
上級者編
できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240 ユニバーサルアナリティクス&Googleタグマネージャ対応

Googleアナリティクスのことなら何でも分かるようになる一冊なのではないでしょうか。
手順から丁寧に解説がされてあるので非常に便利な一冊となっています。
序盤は結構基本的な内容が多いですが、終盤にかけてjava scriptを使った計測方法などにも触れているため、新しい手法・より高度な手法を探したい方におすすめの一冊かもしれません。

マーケティングのKPI 「売れる仕組み」の新評価軸

がっつり解析メインではなく、KPIについて主に書かれた書籍です。こちらに関しては単なるweb解析・アクセス解析ではなく、マーケティングと絡めていくための方法について解説した一冊だと思います。
マーケティングとアクセス解析を絡めていきたい人におすすめの一冊かもしれません。

まとめ

今回はアクセス解析を学ぶ方へ向けて読んでおくべき書籍について紹介しました。
統計の知識を知っておいたほうが、各解析データが持つ意味について読み取れるようになりますし、応用することもできるようになります。
今回紹介した本は難しい数式など一切使っておらず、分析の基本となるものを教えてくれるものばかりです。どれも分かりやすいものになっているので是非読んでみることをオススメします。